岡山一の技術集団を目指して
「私はまだ経営者としては未熟者かもしれませんが、
岡山で一番の技術者集団を作りたいという想いでは誰にも負けない」と語るのは、
森重塗装店の代表、森重泰治郎。
こちらのページでは、そんな代表がなぜそう考えるようになったのかという経緯をご紹介します。
森重塗装店の原点とその経緯
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- 19歳のとき、父親の塗装屋で修行を開始
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当時は、親父みたいに自分の店を持ちたい!などという明確な目標があったわけではありません。
そもそも、楽な仕事ではありませんし、見習いはまず現場に慣れること、塗料のことや施工のことを覚えるのに精一杯です。
もちろん、見習い期間のうちに辞めていく人間も少なくありません。
しかし、私は親父の店で働いている手前、一度入ったからには弱音を吐くわけにはいかなかった。息子の意地ですね(笑)。
19歳で修行を始めてから約10年間、ただ我武者羅に塗装技術を磨いてきました。
10年経ってようやく、塗装工事なら一通りはこなせる、一人前の職人になれたんかな、と思えました。
そんな時でした。一本の電話を受けて、その後の人生を変える言葉を頂いたのは──
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- 修行開始から10年。一本の電話を受け、仕事への意識に変化が
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29歳になったある日、いつも通りに仕事をしていたら、一本の電話がかかってきました。
久しぶりに連絡を頂いたその方は、元請となって仕事を依頼してくれた会社の社長さんでした。
「今回はありがとう。久しぶりに森重の技術を見せてもらったけど、やっぱり森重に依頼して良かったわ」
ようやく自分の仕事に自分で納得できるようになったこともあってか、その感謝の言葉で、私の意識は変わりました。
感謝される喜び、評価される喜び、そしてお客様から必要とされる喜びというものを覚えたことで、すべてのお客様に感謝していただけるような技術者集団を作ろう、と考えるようになったんです。
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- 33歳にして決断。目指すなら、No.1しか意味がない
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あの電話を受けてからは、地元の皆さんのお役に立てるよう、技術や知識にさらに磨きをかけてきました。そして33歳になった頃でしょうか。私に目標をくれた元請の社長さんから、今度は具体的なアドバイスを頂いたんです。
「お金、人数、規模、なんでもいい。なんでもいいから、森重もとにかく、一番になれ。
いいか森重、一番になれるものは、たくさんあるんやぞ」
目標は定まったと思っていましたが、やっぱり漠然としていて、迷いなどもあったのだと思います。
そんな迷いを見透かしたかのように、社長さんにはそんな言葉をかけていただきました。
答えは一つでした。森重は塗装職人。塗装業者は、言葉ではなく結果、品質で勝負する世界。
それなら、森重塗装店は岡山一の技術者集団になろう。
そのときの決意が、今の森重塗装店の原点になっているんです。
森重塗装店の「技術を支える3つの基本」
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- 養生 CURING
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塗装工事における養生の役割は重大です。養生をきちんとしていないと、美しく塗ったしてもすぐに汚れてしまいます。また、塗ったあとの耐久性なども意識しながら作業することで、塗りそのものへの集中力も高まります。
森重塗装店では「養生」「下地処理」「清掃」という基本的な作業を徹底することで、培ってきた塗装の技術を最大限に生かしております。
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- 下地処理 UNDERLYING PROCESS
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傷んでいる下地を整える処理も重要です。下地を整えてから塗り替えを行なわないと、塗料の性能や塗装技術がどんなに高くても、本来の性能を発揮できません。
森重塗装店では、まずしっかりと高圧洗浄を行ない、鉄部塗装などであればサビ止めの処理などを行なった上で塗装を行なうことを徹底しています。
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- 清掃 CLEANING
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塗装業者の仕事はお住まいを美しくすることです。
外壁塗装リフォームなどを行なって外観が美しくなったからといって、施工現場を汚して帰ることなど許されません。
「美しくすること」と「汚さないこと」を両立して、塗装業者として仕事ができ、岡山市の皆様から信頼していただけるのではないかと思っています。